今日から日記を書こうかと。
日々の相場の動きはどうしても「喉元過ぎれば熱さを忘れる」となってしまうので。
「なにが起きた」、「どう動いた」は覚えていてもその時の臨場感は忘れてしまうように思う。それを日々の記録に残しておくことで、少しでも記憶に留めたり、振り返ったりできると思う。
こう思うようになった1番のきっかけは、トランプ。1/20に彼が就任して、大きなゲームチェンジが起きたように感じるからである。
11/8(確かそうだったと思う)にトランプが当選して、その後の金利上昇、株高、ドル上昇でもゲームチェンジが起きたかと思ったけど、それとは全然違うレベルのものを感じる。
トランプが当選したときは確かに、今までの世界的な低成長、低金利のトレンド転換になるかもとは考えた。しかし、それはここ30年に渡る「成長鈍化、金利低下」の逆の動きが起こるだけで、ある意味、ゲームチェンジではないのかもしれない。
トランプが当選してからは予想以上の勢いで反グローバリゼーションを掲げ、それによって株、金利、為替、様々なアセットの今までの相関が崩れている。
トランプをレーガンに似ているという人がよくいる。もちろんレーガンの政策や、その時の金融政策、経済状況も多少勉強したつもりだが、僕はレーガン時代には生まれていないし、実際にその時代にいた人と比べると肌で感じるもの明らかに違うはず。
そこに大きなポイントがあると思う。
レーガン時代に第一線で仕事をしていた人の多くはリタイアしている。
コンドラチェフの波とかよく聞くけど(ジャグラーとかなんたらとか色々あるけど)、サラリーマンが30〜40年で一巡することを考えると、人々の思考も一巡していると考えてもいいと思う。
そしてリーマンショックが起き、その後まだリッセッションが起こっていない。
大きな変化が起こる条件は整いつつあるのかもしれない。